【投資初心者必見】銀行窓口で投資信託は買うな!銀行で投資信託を買ってはいけない理由を元銀行員が徹底解説

投資
もんすたあ
もんすたあ

4つ目の投稿かあ。今回は初の投資についてだね。

なんでこのテーマにしたんだい?

りんさん
りんさん

「銀行だから大丈夫だろう」と信用して騙されている人が本当に多いと感じているんだ!

案内をされたとしても、「絶対に」銀行からは投資信託を購入しないように気を付けてほしい!

 本記事は、投資初心者に向けた記事です。これから投資に取り組もう、と思われている方は、必ず本記事を読んでください。

 投資信託ってどんなものだろう?身近な銀行に聞いてみようかな?等考えたことはありませんか?銀行を信用してはいけません。そんな考えで銀行の窓口に行ったら、たちまち搾取されてしまいますよ!

 本記事を読んでいただくことで、銀行に騙されずにすみます。また、なぜネット証券で投資信託を購入すべきなのか、を理解することができます。その他、銀行の裏事情についても説明しますので、話のタネにしてください。

では、見ていきましょう!!!!!

1.結論

 まずは結論です。銀行で投資信託を購入すると損をします。というのも、銀行に搾取されることになるからです。実際、銀行窓口で投資信託を買った方の約半数が損をしています。ですので、投資信託は必ずネット証券で購入してください。 

2.投資信託とは

 まずは投資信託について簡単に説明します。投資信託とは、「投資におけるリスクの分散を図る為に作られた、人類の叡智の結晶」です。ここで覚えておいてほしいのは、投資信託という商品の仕組み自体は素晴らしいものですが、あまりよくない商品もある、ということのみです。余裕のある方は下の例も読んでみてください。

 株式の例で具体的に説明します。A社の株を買った場合、A社が成長し続ければ株価が上がり、投資は成功と言えますが、A社が倒産した場合は投資は大失敗に終わります。このように、1社への集中投資はかなりのリスクがありますが、リスク分散の為に複数の会社の株式を購入するのは経済的にかなり負担があります。そこで、たくさんの投資家から多くのお金を集めて、一定の方針に従って複数の会社に投資を行うのが、投資信託の基本的な仕組みです。この仕組みにより、投資家は少ない資金でも分散投資をすることが可能になっています。また、この仕組みを使うことで、「1万円で500社の株式を分散して保有する」といったことも可能になっています。

3.銀行で投資信託を買ってはいけない理由

 シンプルに言うと「搾取される」、「正しい投資姿勢が身につかない」からですが、1つ1つ説明していきます。

①手数料が高い商品を勧めてくる

 銀行は、基本的に購入時の手数料や運用時のコストが高い商品を勧めてきます。これらのコストは、直接投資のパフォーマンスに影響します。これから投資をしてお金を増やそうというときに、いきなり3%もの手数料を取られてはたまりません。ただ、投資初心者にはそんなことはわからないので、こんなものなのかな、と銀行のカモになってしまっています。

 銀行がこのようなことをする背景もお話しておきます。現在銀行は、長引く低金利と貸出先自体が見つからない状態で、とても苦しい状況にあります。貸出金による収益低下を補填する為、投資信託や保険を売り続ける必要があるのです。銀行にとって、顧客の利益など二の次です。

②回転売買を勧めてくる

 銀行は、何かにつけて回転売買を勧めてきます。回転売買とは、今持っている商品を売って、新しい商品を購入することなのですが、要は、回転売買をすることで購入手数料を得ようとしているのです。銀行も新規で投資信託を販売する先を見つけることはなかなか難しいため、手っ取り早く回転売買を勧誘しています。損をしている人にはこちらがオススメ、得をしている人には一度利益確定を、等と様々な手を使ってきます。これらはすべて、手数料が欲しいためにやっており、金融庁もこれを問題視しています。

 投資は、中長期で腰を据えて行うものですが、この無理な勧誘により、きちんとした投資を行えていない方が多いです。

③銀行員は投資に疎い

 勘違いをしている方が多いですが、銀行の窓口や営業は、投資に全く詳しくありません。「手数料の高い商品を販売する為のセールストーク」を勉強しているだけで、実際の投資や市況、経済のニュースに精通している人は1%もいません。少なくとも私が働いていた中で投資に詳しい銀行員は見たことがありませんでした。

 顧客にリスク商品を販売する以上、顧客の為に勉強をするのが当然だと思いますが、そういった意識はありません。

4.まとめ

 以上、銀行での投資信託購入は、カモになってしまうだけなのでやめましょう。投資信託を買うのであれば、ネット証券にしてください。ネット証券では、余計な営業や窓口人員のコストを削減している為、低コストで良い商品を購入することが可能です。シンプルな理由ですね。

 では、どの商品をどのように買えばいいのか、ですが、投資信託を買うのであれば、「①インデックスファンド」を「②長期」で「③積立」ましょう。①~③については、別の機会にきちんと順序だててご紹介します。 

 何でもそうですが、逆の立場になって考えることが大切です。銀行は、なぜその商品を勧めてくるのでしょうか。不動産業者は、どうしてその不動産を売りたいのでしょうか。マルチ商法を勧める人は、なぜ勧めてくるのでしょうか。そのようにするメリットが彼らにあるからです。

 騙されて嫌になることがないよう自分できちんと調べ、楽しい投資ライフを歩んで行きましょう!!!

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。他の記事も是非読んでみてください!

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